■装備は十分に吟味して!

燕山荘からはノーアイゼンです! ゆっくり楽しめました

 燕岳の残雪期は初めてだったので、前日まで装備に悩みました。途中から燕山荘まではしっかりと雪が残っているので、前爪のあるアイゼンが必須です。ピッケル(アックス)も持って行きましたが、ストック(ポール)をメインに使いました。

 一番悩んだのは厳冬期用の靴かスリーシーズン用の靴かで悩んでいましたが、すれ違う登山者を見ると半々でした。「アイゼンに合う靴を」ということで私は厳冬期用にしました。日々、登山道の状況は変わります。燕山荘の最新ブログを見て装備を決めてもらうのが一番良いと思います! 私も毎日チェックして、判断しました。

燕山荘のスタッフブログ:https://www.enzanso.co.jp/staff_blog

■山頂の様子は?

燕山荘でいただいたケーキセット!

 燕山荘の下にある階段でアイゼンを外しました。そこから山頂まではアイゼンなしで歩けます。ここからはヴィクトリーロードです! 足取りも軽やかに「裏銀座」を眺めながら山頂を目指します! “山男”(畦地梅太郎の彫刻)さんや“イルカ岩”も“メガネ岩”も元気そうでした!

 山頂からは後立山連峰も眺めることができます。山頂からしか見れない景色もあるところがまたいいですね。燕岳は日帰りでも山頂でゆっくりする時間があるところが大好きです! 燕山荘の営業が始まったので、ケーキとコーヒーをいただきました。暑かったのでオールフリーも(笑)本当に至福の時間でした!

 そして、熊に遭遇……。第一ベンチから第二ベンチの辺りで熊がいたという情報を得てから、15分ほどで燕山荘の下に現れました。熊除け対策もして、安全登山を楽しみましょう!