■皿にラップを巻いて洗い物を減らす

災害で水が使えないときにも最適(写真:堀田篤史)

 これもよく紹介されているアイデアの1つ。災害時の対策としても有名だ。皿に料理を盛り付けたときの見栄えはよくないが、お皿を洗わなくていいので時短になる。水が使いにくい環境や、洗い物が億劫になる気温が低い冬キャンプに最適。また、洗剤の使用を減らすことにもなるので地球環境にも優しい。

 おすすめ度(5段階評価)⭐️⭐️⭐️

■新聞紙で保冷剤を巻いて保冷力アップ

新聞紙の保冷力は有名だ(写真:堀田篤史)

 新聞紙には保冷材を長持ちさせてくれる効果がある。そこで保冷剤と、新聞紙を巻いた保冷剤を数時間置いて検証する。保冷剤は両方ともロゴスの「氷点下パックL」。実験したのは、3月中旬で最高気温13度、最低気温7度、曇天の日だった。

重ならないように放置した(写真:堀田篤史)

 ソフトクーラーの中に置いてどうなるか、8時間待ってみた。どうなるか楽しみだ。

右が新聞紙で包んだもので左が包まなかったもの(写真:堀田篤史)

 8時間後の結果は歴然。新聞紙に包まなかったほうはほとんど溶けていたが、包んだほうはあまり溶けてなかった。これだけ差が出るとは思ってなかったので驚き。夏のキャンプで実践してみたい。

おすすめ度(5段階評価)⭐️⭐️⭐️⭐️

■裏技を活用してキャンプを快適に! 

 今回検証した5つの裏技は、全てキャンプで活用できるものばかりだった。アイデア次第でキャンプを快適にできる。ぜひ、あなただけのオリジナル技を発見してみてはどうだろうか?  もっとキャンプが楽しくなるはずだ。