■服装

ダウンパンツや、羽織って温度調整しやすい服装も持っていこう

 日中は気温が上がることがあるため、ついつい冬よりも薄着の服装でキャンプをしてしまうかもしれないが、急な冷え込みに注意が必要。

 日中は必要ない場合でも着脱しやすい上着などは必ず持っていくようにしよう。昼間はテント設営や調理、薪割など体を動かしていることが多いため汗をかくこともある。夕方になると汗で体が冷えやすく、気温も下がるため冬並みに寒さを感じるときもある。

 夜は冬と変わらないぐらい冷え込むため、羽織れる厚手のアウター、防寒できるズボンなど着替えられるように準備しておくことをおすすめする。

■春特有の気候

急な強風が吹いてもゴミが飛ばないように対策をしておこう

 春には「春一番」や「春雨」といった春特有の気候がある。特に春一番などの突風が吹く場合は要注意だ。

 キャンプ初日は穏やかな風にポカポカ陽気で最高なキャンプ日和と思っていても夜中から急に風が強くなり、翌日の撤収時にはテントが畳みにくいほどの強風が吹くということも少なくない。

 いつ強風が吹いても対応できるように対策を怠らないようにしよう。例えば、就寝前にペグをもう一度打ち直しておくことや、火は完全に鎮火していたとしても火消壺に入れて灰が舞わないようにするなどの対策を入念に行うことはとても重要である。

 もし風が強いことが事前にわかっていれば、キャンプの日程をずらすということも頭に入れておいて柔軟に対応できるようにしよう。

■気を付けるポイントを押さえて快適な春キャンプをしよう!

 春になれば暖かくなり、外にいることが気持ちいい時期になります。桜も咲いて、自然を満喫できることもあり、キャンプにはとてもいい季節。しかし、防寒対策を緩めてしまうと、せっかくのキャンプも台無しにしてしまう可能性もある。

 春には、春の対策をしっかりして、楽しいキャンプの思い出を作ろう!