■「国見山」で最初の頂上を踏む
登山道に現れた階段を上ると、標高284mの国見山に到着。山頂からは大阪の北東部である北河内地域の街並みが一望でき、遠くは比叡の山や六甲山、大阪湾まで見渡すことができる。国見山からの展望は、国見山が位置する枚方市(ひらかたし)の「枚方八景」にも選ばれている。
■大阪の「街」が望める交野山
国見山を下りて「おおさか環状自然歩道」を1kmほど進むと、交野市が管理する「白旗池(しろはたいけ)」に到着。天気がよいと青空が水面に映り、きれいな景色が楽しめる。
白旗池一帯は「交野いきものふれあいの里」とも呼ばれ、水生・昆虫・両生類・魚類・野鳥など、さまざまな生き物が池の中心で生活する様子をゆっくり観察することができる。池を観察しながら、ゆっくり休憩するのも一つの楽しみ方だ。
白旗池を過ぎると、交野山の頂上まではしばらく急な階段が続く。長い階段を上り切った先にあるのが、交野山の頂上である「観音岩」だ。
交野山では巨岩の上から大阪の景色を楽しむことができ、北河内地域の街並みや遠くは「あべのハルカス」や「京都タワー」まで見ることができる。国見山の景観と似た雰囲気は感じるものの、国見山の頂上よりも開放感があるため、より雄大な景色を味わえる。