■中身を自由にカスタマイズして楽しもう
ソネングラスの本体部分は瓶になっており、中に何か物を入れるだけでオリジナリティを出すことができる。ビー玉などのキラキラしたものを入れるもよし、観葉植物を入れるもよし、お気に入りの雑貨を入れるもよし、自分だけのソネングラスを簡単にアレンジすることができる。公式HPでも装飾用のケープフラワーが販売されている。ソネングラス本体に水を入れることもできるが、内側の蓋の裏に電池がついているので注意が必要。
■製品誕生の背景にも温かみが
ソネングラスの生産は南アフリカで行われており、電力がない地域への救済が開発のきっかけであった。途上国では生産費用を抑えるため機能性のみを重視したランタンが使われがちだが、南アフリカの人たちは毎日使うものだからこそ、機能性だけでなく美しいデザインで心を豊かにするものを好み、今では100万人もの人たちがソネングラスを利用しているという。
さらに、機械ではなくあえてハンドメイドでの生産にこだわることで、失業率が40%にのぼる南アフリカで雇用を生み出している。こういった背景を垣間見れば、ソネングラスの灯りをより一層温かく感じられるのではないだろうか。
サイズは1000mlと250mlの2サイズで展開されており、使用感としては250mlのほうでも十分に明るさを感じることができる。価格はそれぞれ4400円(税込)、3850円(税込)となっている。
ソネングラスは一家に一つ防災用としての所持もおすすめだが、それだけではもったいないほどの機能性と魅力があふれるアイテムだ。一家にといわず一人一つ所持していても損はないだろう。ぜひ一度、手に取ってみてはいかがだろうか。