キャンプを楽しむうえで欠かせないロープワーク。ロープワークを会得しておけば、テントやタープの設置、張り綱、荷物の運搬など、キャンプのあらゆる場面で役に立つだろう。

 キャンプで使えるロープワークはたくさんあるが、今回はキャンプビギナーに向けて、特に便利な基本技を3つ紹介する。

動画でも結び方を紹介しているので、ぜひキャンプに行く前に一度チェックしてみてほしい。

■タープの設置に超便利!『巻結び:クローブヒッチ』

巻き結びは、立ち木にロープを固定するのに便利(写真:ノブ)

 巻き結びとは、立ち木や杭などにロープを固定するための結び方。木の棒や木の幹に結びつけてタープを張ることで、居住空間を広く確保できる。

 巻き結びの特徴は、束ねたものが緩みにくく、ほどくのは容易な点だ。タープの設置以外でも、洗濯物干しや薪の運搬など使える場面が多いため、覚えておくと非常に便利だ。