■1、2度で覚えられるくらい簡単!

使い勝手の良いループの長さは繰り返すうちに覚えられるはず

 作り方は、1、2度やれば誰でも覚えられるくらい簡単です。

 まず、細引きなどで小さめのループを作ってください。使い勝手の良いループの長さは、固定する対象がロープなのか、タープポールなのか、はたまた木なのかで変わります。まずは20〜30cmくらいの細引きから始めてみるのが良いでしょう。

わかりやすいよう、色違いでお届けしております

 続いて、ループを固定したい場所(ロープやタープポールなど)にかけます。

ループが短すぎると、この穴に通す作業がやりづらくなります

 折り返した端をループの中に通します。初めは、ループの結び目を通すのがやりやすいと思います。

1回1回しっかりテンションをかけるときれいにまとまりやすい

 この作業を2、3回繰り返します。2回目に穴を通すときは、前に通したロープより内側を通すと、美しく仕上がります。

複数回通すときは内側を通します

 前述の構造を思い返してみてください。穴を通す回数が多いほど、ロープ同士が接する面は多くなります。そのため、摩擦で固定する力はより強くなります。同様の理由で、美しい仕上がり=効率的にロープ同士が摩擦を与えられる形なので、美しく仕上がっていればしっかりと固定できます。

2回通した状態

 軽いものをぶら下げるだけなら、1、2回も通せば十分です。重たいものをぶら下げたり、テンションをかけるために使うならば、穴に通す回数を多くしてみましょう。