昨今のコロナ禍で好きな趣味もままならないという人も多いと思う。そんな人に、今だからこそ始められる趣味として「堤防釣り」を提案したい。屋外で他人との距離も自然に取ることができるため、密になりにくいのがその理由だ。

 堤防釣りを始めるにあたり、まず必要になるのは釣り道具。特に釣り竿は釣り師にとってはゴルフのクラブのようにこだわりのポイント。とはいえ、釣りを始めたいと思っている人にとってはそれがハードルにもなっているだろう。

 実は100円均一店でも釣り竿を販売しているのをご存知だろうか。価格は1000円程度なので、最初の1本として試しに使用するにはうってつけだ。

■漁獲高日本一!  焼津港で釣る

焼津には家族連れでも気軽に楽しめる釣りスポットが多数ある

 釣り竿の価格は釣果に影響するのだろうか。実際に釣ってみて、全く釣れなかったというのでは意味がない。そこで使う道具以外の部分ではなるべく有利になるように釣り場を選ぶことにした。

 静岡県にある焼津港は、2020年度の水揚げ金額412億円で5年連続漁獲高日本一を達成している(全国主要漁港の速報値より)。その焼津港で釣るならば、きっと良い釣果を得られるに違いない。