■「雷鳥坂」を登れば稜線歩き!!
白馬大池から先へは「雷鳥坂」が待っている。何気にきつい上り坂だけど、歩く足にも力が入る!
「この坂を登った先で待っているのは、いったいどんな景色かな?」
その理由は、ワクワクが止まらないからだ。ついつい早足になってしまい余計に疲れる。時間に余裕がないのが日帰り登山! 景色を楽しむためには頑張りどころだと、もくもくと歩く。
稜線に出てしまえば、あとは空の散歩を楽しむだけだ。目の前には小蓮華山の綺麗な稜線、右には雪倉岳、左には白馬岳、白馬鑓ヶ岳が聳え、それらを見ながら山頂を目指す。白馬大池側は雲ひとつないが、稜線の反対には雲海が広がっている。まるで雲の上を歩いているかのようで、素晴らしい空の散歩日和だった。
■「小蓮華山」登頂!
アップダウンを繰り返しながら稜線を歩き続けると、小蓮華山へ到着! 私は山頂にある鉄剣を見るのも楽しみだった。
「めずらしくてかっこいい!」
こういう場所を探して歩くのも楽しいなと思う。山頂で休憩したり撮影を楽しんでいると、時間はあっという間に過ぎお昼をまわった。次第にガスが広がり視界も悪くなっていく。この時期(夏山)に日帰りで登山をしているといつも午後になると雲が湧く。だから時間は午前中が狙い目で、いつも9時〜10時には登頂出来るように考えている。
来た道を辿り蓮華温泉へと下って行った。次のお目当ては……。