●燃焼持続時間とコスパの計算

マングローブがほぼ鎮火しても、形が崩れず燃え続ける岩手切炭。持続力はすばらしい

 岩手切炭はマングローブの約3倍の値段である。

・マングローブ木炭 3kg入り 547円(税込)
・岩手切炭 3kg入り 1,580円(税込)

 しかし燃焼時間はあきらかに岩手切炭の方が長い。マングローブ木炭はどんどん崩れていき、90分ほどでほぼ灰と細かい炭と化し、ここまでくると熱量が低く、調理には向いていない。

 一方岩手切炭は、90分経過しても塊のまま崩れず、黒い部分が多く残っていた。その後さらに50分ほど燃焼し続けた。バーベキューをする場合、途中で炭を追加しなくてもよさそうだ。

 今回使用した約600gの木炭を1分あたりの燃費で計算すると次のようになる。

 今回の実験に限り、燃費で比較すると岩手切炭はマングローブの約2倍程度といえる。

■あなたが買うべきはどっち?  実際の検証から導き出されたメリット、デメリット

 マングローブ木炭のメリットはとにかく安いこと、火付きがよいことだ。

 デメリットは火持ちが悪いことだ。燃焼中に多少気になる匂いがあるが、今回の調理ではさほど問題はなかった。

 対して岩手切炭のメリットは一度安定すれば火持ちが非常に長く、食材が美味しく焼けること。またサイズがコンパクトなので小分けすると持ち運びが便利だ。

 デメリットは火付きがやや悪く、高価なことだ。

 キャンプ場に到着して、とにかく早く料理したい場合はマングローブ木炭でもよいだろう。 

 時間に余裕があるならば、火持ちがよく、途中炭を追加しなくてもよい岩手切炭に軍配が上がる。料理の出来栄えが格段に上がるので、いつものキャンプ飯を上回る味を体験してみても損はないといえるだろう。