■休憩時のマナーと効果的な休み方

休憩は命を守るためのものであり、長距離ドライブの醍醐味でもある

 冒頭で述べたように筆者はドライブが好きで、500kmほどの距離を夜通し運転することもある。当然、安全のために途中で休憩や仮眠をするが、その際に心がけている筆者なりの休憩時のマナーを紹介する。

●施設のルールを守る

 大前提として施設の定めた決まりを守って利用する必要がある。休憩候補地を事前に調べ、また現地でも注意書き等を確認しよう。

●ゴミは持ち帰る

 施設の自動販売機で購入した缶やペットボトルのゴミなどは、ゴミ箱がある場合は捨ててもよいが、持ち込んだゴミは捨てずに持ち帰る。 

●静かに過ごす

 施設の近隣が一般の住宅の場合もある。また、近くでは自分以外にも休憩をとっている人がいるかもしれないため、私語は控えめに静かに過ごす。

●混雑時は長居しない

 駐車スペースが限られている場所の場合、自分以外にも利用したい人がいると考え、短時間に留める。

●必要に応じて有料施設を利用する

 もし休憩や仮眠を経ても安全な運転が難しいと判断した場合、有料宿泊施設を利用することも必要だ。出発前に経路上のハイウェイホテルやRVパークなどを調べておくと安心だ。

 また、休憩とひと口に言ってもどのくらい休憩すればその後の走行に影響がないのか判断が難しいこともあるかもしれない。出発した先に休憩できる施設がないケースもある。

 そんなとき、筆者は「コーヒーナップ」を試している。最初にコーヒーを飲んでから15~20分間仮眠すると、カフェインが飲んでから15~30分で効き始め、30~90分で血中濃度が最大になるとされている方法だ。

 このコーヒーナップで仮眠した後は頭がシャキッとし、安全にドライブを続けることができる。ただし、コーヒーナップの効果については複数の研究で示されているが、個人差もある。眠気が強い場合は、仮眠後も無理に走行せず、状況に応じて宿泊施設の利用を検討しよう。

■暖かい季節、安全な旅で楽しいドライブを!

 長距離ドライブは旅の醍醐味であると同時に、運転者の疲労は計り知れない。本人が自覚していなくても、どれほど運転に慣れていても、どれほど運転が好きだとしても、運転中は気を遣うし疲れるものだ。

 家に帰るまでが遠足であるように、安全のための休憩も旅のうちだ。早く目的地に着きたい気持ちはぐっとこらえ、こまめな休憩で安心な旅を楽しんでほしい。

 

※この記事の情報は2026年4月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。