④ 売店で冷たい飲み物を買い、一気飲みして腹痛に
真夏の低山ハイキングで暑さと戦いながら、山頂の展望台にある売店で冷たい飲み物を買うのが筆者の夏山低山ハイキングの楽しみの一つだ。
しかし今年の夏、灼熱の中汗だくになって頂上で冷たい飲み物をガブガブ飲んだらお腹が痛くなってしまった。すぐさま売店のトイレに駆け込んだが、暑い時期こそ水分補給は飲み方にも注意が必要だとつくづく感じた。
筆者は少々お腹が弱い体質なので、ことさらに気をつけるべきだと反省したエピソードだ。夏の登山後に食べるご褒美ソフトクリームも一気に食べず、かつ溶けないうちに食べ切る絶妙な塩梅を探りながら食べている。
⑤ 軽ハイキングだからと普段着で行ったら、汗をかきすぎて不快な思いに
筆者は登山では機能性に優れたウェアを着用しているが、軽いハイキングなら運動ができる普段着を着用することもある。特にユニクロの「エアリズム」はドライ、接触冷感、抗菌防臭、消臭など快適機能が満載で、夏場のキャンプやBBQなどに重宝している。
数年前、往復1時間強のハイキングに出かける際、これくらいの運動負荷なら普段着のエアリズムで大丈夫だろうと着用したことがある。しかしながら思いのほか暑く、想像以上に汗をかいてしまい、後半はずっと汗でべとべとして不快な思いをした。また接触冷感も感じなくなり、期待していた効果は得られなかった。
汗を大量にかいてしまう夏場は軽い運動だとしても、吸収速乾機能に優れている登山用ウェアを着るのが重要だと痛感した。最近は街中で着用しても違和感のないデザインが増えているので、夏場はちょっとした散歩でも登山用ウェアを着るようにしている。
■暑さ&日焼け対策をしっかりして、夏山を楽しもう
夏山登山やハイキングでは、暑さや熱中症、日焼け対策が重要であり、これらの準備を怠ると不快な思いをするだけでなく、危機的状況に陥ることもある。
今では笑って話せる夏山失敗エピソードだが、当時は大変な思いをして夏山を楽しめなかった。夏は登山のハイシーズンで、この時期しか見られない景色が広がっている。この記事が失敗回避の参考になれば幸いだ。しっかり対策をして、夏山を思いっきり楽しんでほしい。