汗ばむ季節にサラッと快適な冷感インナー。さまざまなブランドから販売されているが、ワークマンで2月から発売がスタートしている、旭化成アドバンスと共同開発の「シン・呼吸する」冷感肌着シリーズが大人気だ。

■売り切れ続出!  話題の「シン・呼吸する」冷感肌着シリーズ

売り切れ続出のワークマン「レディースシン・呼吸するインナータンクトップ」

 「シン・呼吸する」冷感肌着シリーズは、UVカット・吸放湿性・接触冷感・吸汗速乾・ストレッチの5つの機能を兼ね備え、780〜980円という低価格で注目を集めている。店頭では売り切れが続出しているが、筆者は「レディースシン・呼吸するインナータンクトップ」を運よくゲットすることができた。

■よく伸びて体にフィット

薄くてよく伸びる「シン・呼吸するインナー」の素材

 生地を触るとひんやり冷たく、サラッとした着心地でよく伸びる。高いフィット感のわりに、締め付けられるような窮屈さはなく、体のラインに沿ったシルエットになっている。Tシャツの下に着てもゴワつかないのもうれしい。

 接触冷感インナーは、素材によっては汗を吸いにくく蒸れやすい商品もあるが、「シン・呼吸するインナー」は、汗をかいてもベタつきにくく、サラッと着られる。汗染みなどもできにくく、安心だ。

タグがなく、肌に当たってもチクチクしない

 原材料は、ナイロン70%・キュプラ20%・ポリウレタン10%。特に、汗を吸い上げ空気中に放出する吸放湿素材「キュプラ」は旭化成延岡工場でしか生産できず、ユニクロ「エアリズム」シリーズの一部商品に使われていることでも有名だ。

霧吹きで5回ほど胸部分にプッシュして濡らしてみたが、それほど目立たない

 実際に霧吹きで濡らしてみたが、シミはよく見ないとわからない程度。また、室温27℃の部屋に干しておいたところ、1時間ほどですぐに乾いた。

肩紐の部分が一般的なタンクトップよりも狭めだ。(左)レディースシン・呼吸するインナータンクトップ(右)ユニクロ コットンタンクトップ

 デザインは、肩紐の部分が一般的なタンクトップよりも狭め。ユニクロの「コットンタンクトップ」と比べても、半分以下の細さだ。見た目はすっきりとしてきれいだが、筆者は下着の紐が隠せないのが気になった。インナーなのでそれほど気にすることもないが、もし一枚で着たい場合はカップ付きがおすすめだ。

 レディースシン・呼吸するインナーシリーズは現在4種類。すべて1,000円以下の高コスパだ。使いたい用途に合わせて選んでみるとよいだろう。