神奈川県民にとって、お出かけ時の定番として馴染み深い弁当といえば、やはり崎陽軒のシウマイ弁当でしょう。「日本一売れる弁当」としても知られており、毎日、約2万7000食も作られています。

 そんなシウマイ弁当、じつは今年で誕生から70周年。このメモリアルイヤーに合わせて、さまざまな記念企画が行われています。

今年で生誕70周年。1954年生まれってことね

 春に「お赤飯シウマイ弁当」、「おにぎりシウマイ弁当」が発売されて話題を呼んだのに続いて、崎陽軒はこれまで発売してきた10種類の特別なシウマイ弁当からもう一度食べたい弁当をWEB投票で選ぶ企画を開催。結果、えびシウマイ弁当やメガシウマイ弁当などの強敵を抑えて、見事人気No.1に輝いた「ドリーミング筍シウマイ弁当」が、7年振りに期間&数量限定で再販されました。

 編集部では、開店と同時に即完売してしまったこのスペシャルな弁当をゲット! 通常のシウマイ弁当との違いを調べてみました。

■まず、パッケージから見てみよう

右は通常のシウマイ弁当

 まず、開封前の状態を見比べてみましょう。

 大きさや経木折り箱を使っているのは、まったく同じです。しかし、パッケージをよく見ると随所に「ドリーミング筍」感のあるデザインが施されています。

龍が白目を剥いて寝てます

 例えば、どどーんと描かれている龍を見ると、通常小さく描かれている黒目がなく、白目を剥いた状態でナイトキャップを被って寝ています(ドリーミング中?)。

 さらに、横浜の街が描かれているビル群の一部がよく見ると筍になっています。なんとも細かいこだわりようですね。

ビルが筍に!

 ちなみに、紐がかけられているシウマイ弁当は横浜工場で作られたもの、紐がないものは東京工場で作られたシウマイ弁当、と見分けることができるそうですよ。