来たる「酷暑の夏」の前に…「絶対に押さえておきたい “涼しい” キャンプ場」3選！ 標高1,500ｍ以上・川沿い＆絶景や星空も！

■中央・南アルプスが見渡せる、鹿嶺（かれい）高原キャンプ場（長野県伊那市・標高1,800m）

　自家用車で行けるキャンプ場としては珍しく、標高が1,800mと非常に高い所に位置する「鹿嶺（かれい）高原キャンプ場」。7、8月も最高気温は平均28℃程で、朝晩は15℃程だ。利用客の中には真夏でも
「予想以上に寒かった」という声も聞かれるほど。しっかりとした防寒着を持参しよう。

　長野県伊那市にあり、西に中央アルプス、東に南アルプスなど日本屈指の山脈が走る。キャンプ場の展望台からは360度の大パノラマが見渡せ、仙丈ケ岳・東駒ケ岳が間近に見られる。よく晴れた日は遠くに白山が見られることも。夜は中央アルプスを背景にした伊那市街に輝く夜景も美しい。

　テントサイトには、電源なしのフリーサイトとオートサイト、ソロ専用サイトがある。キャンプ場では、あまり見かけない三角形のキノコ型キャビンも5棟並んでおり、こちらには入口には電源も設置されている。

　トイレやシャワー室、炊事場など、必要十分な施設が揃う。一部がリニューアルされ、清潔に管理されている。シカやキツネ、リスなどの動物が遭遇することもあり、野性味あふれるキャンプ場だ。

・ホームページURL　https://karei-kogen.com/
※営業日時はホームページよりご確認ください

■標高により暑さは和らぐものの、日焼け対策はしっかりと

　紹介したキャンプ場は、市街地から離れた所にあり標高も高いため、晴れた日には絶景が楽しめ、夜にはすばらしい星空も広がる。しかし標高が高くなるにつれ、紫外線の影響も強くなるため、日焼け対策は必須だ。帽子や日焼け止め、タープなど必ず持参しよう。

※この記事の情報は2024年6月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。