■登山・キャンプギアの収納
登山道具の「見せる収納」はカッコよくて憧れるが、走行中は振動でガタガタと騒音がするだけでなく、道具の破損や故障にも繋がるため絶対NG。おすすめは積み重ねられるタイプのコンテナボックスを使った収納だ。車のトランクに2つを縦に重ねてピッタリ入るサイズのコンテナボックスを選び、その中にほとんどのアウトドア用品を保管している。
ボックスの中の収納のコツは、テトリスのようになるべく隙間を埋めながら詰めていき、細々している調理器具などは小さめのボックスにまとめることだ。このように全ての用品をボックスの中で隙間なく収納することで、走行中も動くことなく安全に保管できる。
要注意なのがダウンシュラフ。収納袋で圧縮された状態のまま長期保管すると、シュラフ自体の保温力の低下に繋がってしまう。理想は風通しがよく湿気のない場所でハンガー等に掛けて吊るして保管することだが、スペースの限られている車内ではなかなか難しい。
そこで使用しているのが通気性に優れたメッシュタイプのスタッフバックだ。これでダウンを潰さずに保管が可能となる。シュラフ2つを保管するのにボックス1個分のスペースを取ってしまうが、品質を長持ちさせるためにも、必要だと考えている。
■登山ウェアの収納
登山ウェアは車内の棚やクローゼットへ収納している。ハンガーを使って吊るせるクローゼットにはダウンジャケットやウィンドシェル。その他のウェアはなるべく普段着の服と一緒にしないよう、登山ウェアは一つの棚に分けて保管している。
積み重ねタイプの整理棚を使い棚の中を2段にし、狭いスペースを活用。デッドスペースには靴下や丸めて筒状にした服を入れて、隙間も上手に使って収納している。
その他、車中泊でも使用するヘッドライトやランタン、カップなどは取り出しやすい車内の収納スペースに保管している。このように頻繁に使う用品は車内、大きくかさばる道具はボックスに入れてトランクに保管している。