暦の上では、夏も終盤を迎えているはずですが、暑さに翳りが見えません!  とはいえ、今年の長い夏の食卓で大活躍した冷たい麺類は、そろそろ食べ飽きてきた方もいるのではないでしょうか。趣向を変えて、うどんや素麺をあったか麺として食べるのもおすすめです。

 今回は豚肉となすにたっぷりの薬味を加えて仕上げる、熱々の「つけうどん」をご紹介します。暑い日にあえて熱々の食事で汗をかくと、不思議と体がスッキリしますよ。

 それでは、早速作っていきましょう!

■野菜からカットするのがポイント

なすは小さめの乱切り
長ねぎは斜め薄切り
みょうがは千切り
しょうがは千切り

 まずは野菜をカットします。

 なすは小さめの乱切りにします。小さめに切ると火が通りやすいです。長ねぎは斜め薄切り、みょうがとしょうがは千切り、万能ねぎは小口切りにします。薬味はお好みでたっぷりと刻んでください。

 野菜を切り終わったら、豚バラ肉を一口大に切ります。肉ではなく、野菜からカットすると、包丁やまな板を洗う手間が一回で済みます。

 豚バラ肉となすの相性は抜群です!  豚肉の旨味が広がるスープに、たっぷりの薬味を足すと味が引き締まりますよ。

■豚バラの旨味をつけだれに!

少量の油で炒める
油を全体に回す
めんつゆを加える

 クッカーに少量のごま油を引き、豚肉を炒めます。豚肉に火が通ったら、なす、長ねぎを加えて豚肉から出た油を野菜に絡ませるように炒め合わせます。全体に油が絡んだらめんつゆを加えて、なすがやわらかくなるまで煮込みます。

 つけ汁は小さめのクッカーで調理すれば、そのまま器として使えます。一人前はもちろん、つけ汁を多めに作れば、人数が多くなってもあっという間に作れちゃいます。