■チョイ投げ釣りの釣り方は?
チョイ投げ釣りは、まずエサを仕掛けの針に付けるのが最初。このときイシゴカイを2~3cmほどにカットして付ける。エサが長いとエサだけを引っ張られて針掛かりしないので注意。アタリが多いときはエサを短く、アタリがないときはエサを長くするのが基本。
エサを付けたらいよいよ仕掛けをキャストする。まずは仕掛けを海に投げ入れて底まで沈める。仕掛けの天びんが底についたら竿先を真上に向けた状態で竿を煽って50cmほど仕掛けを手前に引きずる。その引きずった分(約50㎝)をリールで巻き取っていく。竿を煽らなくてもリールを2~3回転巻いて止めての繰り返しでもOK。この動きを繰り返すことが魚への誘いになる。
この日はスタートからすぐに魚が釣れ始め、ハゼを筆頭にメゴチ、キス、アイゴ、セイゴと2時間程で見事に五目釣りを達成。
1投ごとにアタリが出て2時間ほどでエサ切れとなり、20匹を超える釣果となったのだった。夏はチョイ投げ釣りを楽しんでみよう
釣りと言えば豊富な知識や対応力が求められるものも少なくないが、ファミリーや初心者などは釣り入門として、まずはチョイ投げ釣りから楽しんでみてはどうだろうか。
仕掛けとエサを合わせても合計で1000円以内。初夏は釣れる魚も豊富なので、手軽で簡単に釣果が出しやすいのも大きな魅力だ。
また、今回は小物ばかりだったので全ての魚をリリースした(海に戻した)が、キスやハゼなどは食べてもおいしいターゲット。ぜひとも近くの堤防や釣り公園に足を運んでみて欲しい。