■梅雨や台風シーズンは交通規制にも注意

山間部では大雨時に通行止めとなるケースもある。梅雨の時期は特に注意だ(撮影:西野くに)

 道路によっては、連続雨量により通行止めになる箇所がある。筆者が利用した道路は、連続雨量250mm以上で通行止めとなる。利用したのは普通の雨の日で、朝の時点では24時間で117mmしかなく余裕に思えたが、甘く見てはいけない。一日中雨が続き、夕方に通行した時は250mmギリギリとなり、1時間もしないうちに通行止めとなってしまった。

 梅雨の時期は、山道では頻繁に豪雨があり通行止めとなるケースがある。

夕方には連続雨量が数値ギリギリとなり、通行止めの準備を行っていた

 地元の人の中では、この道は大雨だと通行止めになることを知っている人も多いが、観光客や慣れていない人は知らないことも。行きは通れたとしても、帰りに通行止めで足止めとなるケースも考えられる。大雨が降りそうな場合はこまめに情報収集を行い、予定を早めたり、迂回路を検討することが大切だ。

■山の天候を舐めてはいけない!

雨の日の運転は危険がいっぱい

 雨の日に山道を走行してるといつも以上に注意が必要だ。場所によっては見通しが悪かったりスリップの危険もあるが、それ以上に怖いのは霧だ。山間部では霧が発生しやすい箇所がある。一見普通の雨の日でも、霧が発生すると運転するのは怖い。

 霧が発生した時は前に停車している車を発見することもできなくなるので、速度を落として、ライトをつけて運転することが大切だろう。

雨の日は場所によっては濃霧となり、慎重な運転が必要となる