■冬眠ポイント4 タイヤの空気圧チェック

空気圧は若干高めにしておく(撮影:平塚大地

 タイヤの空気圧は自然に低下するもので、特に冬は気温低下とともに気圧が減少し、空気圧が減りやすい傾向にある。

 冬眠前に空気圧をチェックし、規定値より減っている場合は補充しておこう。その際、若干高めに補充しておけば、冬眠中のチェック回数を減らせる。

■冬眠ポイント5 センタースタンドがあるなら使う

冬眠はセンタースタンドで(撮影:平塚大地

 冬眠はサイドスタンドより、センタースタンドをかけることが望ましい。理由は、車体と地面の設置面が少なく、タイヤやサスペンションへのダメージが少なくなるため。

 センタースタンドは地震に弱く、万が一に備えてサイドスタンドを出しておくことをおすすめする。なお、サイドスタンドのみのバイクは、車体を定期的に動かせばタイヤやサスペンションへのダメージは軽減できる。

■冬眠前のひと手間が愛車を長持ちさせる! ただの放置はNG 

 バイクを冬眠させるには、それ相応の準備が必要だ。ただの放置では汚れが定着し、車体やガソリンタンクに錆が発生。バッテリーも上がり、タイヤやサスペンションにダメージを負う可能性だってある。

 来たるシーズンを棒に振らないためにも、保管の際はひと手間かけることをおすすめしたい。