キャンプのギアボックスやスキーをまとめたり、サーフボードやカヌーをルーフトップに固定したり。「タイダウンベルト」は、アウトドアで遊ぶなら1本持っていると何かと便利な道具です。

ぐしゃぐしゃにしておくと、いざ必要な時にネジれたりして面倒です

 しかしみなさん、使わない時にこのベルトをキレイに丸めておく方法ってご存知ですか? 「端からキレイにクルクル巻いていけばいいんでしょ」って? いえいえ、それだと先端が真ん中にあるのでベルトが固定できず、すぐバラバラになってしまうんです。

 どうやってまとめるんだっけな? 買った時は確か、うまいこと丸まった状態で固定されていたはずなのに……。

一見キレイに見えますが、端が固定されていないので、これではすぐバラけてしまいます

 ってことで、詳しい方にきれいなまとめ方を教わってきました。やり方がわかると「なんだ、こんな簡単なことだったのか」と思ってしまう手品のようなものですが、筆者もまた忘れてしまいそうなので、みなさんと一緒に復習してみます。

■まずは巻き始める前に先端を金具の大きい穴に通す

ここの大きい穴に通します
別の角度からどうぞ

 きれいにまとめるには、巻き始める前にやらねばならないことがありました。

 まず、金具の大きな穴の部分にベルトの先端を通すことから手順はスタートします。ベルトの長さにもよりますが、先端は金具から30〜40cmほど出しておきます。

金具にベルトを通した状態
別の角度からもどうぞ
先端を出したらベルトを半分の長さに折る

 続いて、ベルトが二重になるよう、きっちり半分の長さで折ります。その折り返した部分を起点にベルトを丸め始めましょう。

折り返した部分が起点
くるくるくる〜
くるくる〜って感じに