テレビ&ラジオ出演、執筆、商品開発など多方面で活躍する女性キャンパー森風美さんや、フォロワー10万人超えのキャンプ系インスタグラマー「さーやん」が愛用する「マルチグリドル」。今回、偽物が出回るほど人気のJHQの鉄板マルチグリドルを実際に使用した筆者が、その魅力と使用感をレポートする。

■サイズ違いで2パターン展開

33cmサイズはIHにも対応している、JHQの「鉄板マルチグリドル」(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 JHQの鉄板マルチグリドルは、一般的な直径33cmとソロキャンプ用に適した直径19cmの2種類。違いは、IH対応かどうか。人気があるのは、IH対応の33cmサイズのようだ。

【JHQ鉄板マルチグリドル 33cm】
価格/9130円(税込)
サイズ/約 横40×縦33×高さ4mm
重さ/約1kg

【JHQ鉄板マルチグリドル 19cm】
価格/6930円(税込)
サイズ/約 横21.5×縦19×高さ4mm
重さ/約330g

■魅力1 鉄板なのに軽い

ラックにもかけられる重さの「マルチグリドル 33cm」(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 鉄製の調理器具は、耐久性があり壊れにくいため、スキレットや鉄の塊を何度も叩いて作られ、つなぎ目がないのが特徴のタークをキャンプで使う人は多い。筆者も両方所有しており、キャンプで使用している。

 しかし、デメリットは「重さ」。普段、使っているターク(28cm)の重さは1.9kgで、持ち運びが大変。しかし、マルチグリドルは同じ鉄製調理器具でありながら約1kg。アルミ合金製を使用しており、ほぼ半分の重さだ。

 33cmのマルチグリドルの場合、持ち手が2箇所あるため両手で持つことができ、さらに負担が軽減される。19cmのサイズは、手持ちは1つしかないが約330gと驚きの軽さ。手軽に持ち運びができる点は、アウトドアではうれしいポイント。