夏だけでなく秋はキャンプやアウトドアが一番盛り上がる季節と同時に、蚊やブヨが活発に動く時期でもある。

 キャンプやアウトドアは好きだけれど、「虫刺されによる嫌な思い出があるために外に出たくない」そんな方も多いのではないだろうか。

 本記事では、虫嫌いの筆者が実際に使用した国内外の虫除け・治療グッズを紹介。ぜひ参考にして虫の多い季節を乗り越えてほしい。

■蚊・ブヨの習性と対策

対策をしていないと、蚊は服の上から血を吸ってくる(撮影:shou.outbreak

 蚊やブヨの生息地と、習性について説明する。人体に害を与える虫は汚い所や暑い所に住んでいるイメージがあるが、ブヨはきれいで涼しい場所を好むことをご存じだろうか。

ブヨは涼しくてきれいな水に生息する。写真は小菅村の渓流の様子(撮影:shou.outbreak

●蚊

 水のきれい、汚いにかかわらず、都会から田舎までどこにでも生息する。蚊の種類にもよるが、20~30℃の気温を好む。夕方から明け方にかけて活発に活動する「アカイエカ」や、夜間に活動する「チカイエカ」、朝と夕方に活動する「ヒトスジシマカ」が存在する。

 細長い吸血管を肌に刺すため、薄手の密着した服の場合は上からでも刺してくる。ほぼすべての時間で活動しており、1日中対策が必要と考えてよいだろう。黒い服装を好み、雨が降っている日は活動が鈍くなる。

●ブヨ

 体長2~4mmくらいの、小さいハエのような黒い虫。涼しくてきれいな渓流などに生息し、基本的に朝方と夕方の涼しい時間に活動する。幼虫は水質の指標でもあり、最近は水質が改善した都会でも見られるようになった。

 肉を噛みちぎり血をすする習性のため、服を着ている部分は血が吸われにくい。噛まれるときに注入されるブヨの唾液成分は毒性が強いので要注意。

 雨などの涼しい気温で活動するが、昼間や太陽の光に弱いため昼は活動が鈍る。明るさが苦手で、黒い服を好む。