■簡単2ステップ!  取付作業

 作業は2工程だけ。まず、板より大きめにカットしたクッションフロアを、板にタッカーで貼り付ける。

クッションフロアは板よりも大きめにカットして、タッカーで貼り付ける(写真:ブラボーマウンテン編集部)
タッカーでクッションフロアを固定するだけで、床板が完成!(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 次に端材、半分に切った端材をそれぞれ3本づつにまとめてボンドで固定これで準備は完了だ。

ボンドで固定する際、ストレッチフィルムで押さえるのがポイント

 端材は段差と金具をかわすため、床板の下に使用した。

床板を敷く前に端材を置き、高さ調整をする

 なお、今回は使用しなかったが、板の上に「ウレタンロール」を敷きボンドで固定し、その上に「耐アルコール切売レザー」をかけ、タッカーで固定するとクッション床になるので試してみてほしい。

■完成! まるでに家にいるような感覚に

 フルフラットにするとクッションフロアのおかげで、部屋の中にいるような感覚に。クッションフロアの柄で車内の雰囲気は大きく変わるため、どんなデザインを選ぶかはセンスの見せ所だ。

後部座席に人を乗せる時は、左右座席の床板を荷台の床板に重ねる
後部座席を一つだけ増やすなど、アレンジも可能だ

 実際に車中泊するときは、床だけでは不十分のため、キャンプ用のマットを使用することをオススメする。

テーブル一つあれば、十分寛げる
気分転換で、アウトドアノマドにも使える

■まとめ

 かかった費用はトータルで9565円。内訳はラワン合板2枚で5000円、クッションフロア220cmで3630円、合板のカット賃935円、以上だ。

 なお、合板にはさまざまな種類があり、素材によっても価格が異なる。必要な材料と道具の詳細は以下の通り。(※価格は、2022年5月取材時点)

●ラワン合板(約910×1820×12mm)

・単価:2500円前後
・2枚購入して約5000円
※木材の価格は時期により変動しやすいので注意。

●クッションフロア(182cm幅厚み1.8mm)

・単価:165円/10cm
・220cm購入して3630円

●ウレタンロール(120cm幅厚み10mm)

・77円/10cm×120cm
・床をクッション仕様にする場合必要

●耐アルコール切売レザー(約137cm幅)

・217円/10cm×約137cm
・床をクッション仕様にする場合必要

●工作用タッカー

・ダイソー:330円

●工作用タッカー専用針

・ダイソー:110円

 

●取材協力:スーパービバホーム伊丹店

・住所:〒664-0006 兵庫県伊丹市鴻池1丁目11−15

・店舗検索URL:https://www.vivahome.co.jp/tenpo_annai/