筆者は、中古で購入したSUZUKIのエブリイで、車内で車中飯を食べたり、作業をしたり、キャンプ感覚の楽しい日々を全国各地を旅して過ごしている。

 今回は、愛車の日本全国を旅する準備にかかった総額と、こだわりの機能について紹介する。

■車中泊仕様に変えるためにかかった総額を公開

購入当時のSUZUKIのエブリイ(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 SUZUKIのエブリイを改造し、車中泊仕様に。その際にかかった実際の費用は以下の通り。

1. 車購入費:47万円
2. DIY費:約5万円

総額:約52万円

 DIY費の相場は5〜10万円ほど。筆者の場合、基本的に100円ショップで揃え、車で生活できる最低限の改造だったため5万円ほどで収まった。外装は筆者がよく着るサロペットをイメージ。内装はシンプル且つアジアンチックを目指し、天井やカーテンなどはアジアンテイストなアイテムが揃うショップで購入した。

■愛車に選んだSUZUKI  エブリイ

DIYと塗装が完了した愛車(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 エブリイは、軽自動車でありながら車内は広々としており、自分好みの車へDIYしやすいという理由から、バンライファーからの人気も高い車である。

 筆者が購入する決め手となったのも車内の広さ。もちろん軽自動車なのでキャンピングカーなどと比べると小さいものの、女性一人での生活となれば充分な広さを確保できる。

■車の購入費について

DIY前の車内(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 車の購入金額は諸費用込みで47万円。中古車販売店で購入した。比較的値段が安いヤフオクやメルカリでの購入も検討したが、実際に状態を確かめたかったため、中古車販売店で購入することに決めた。内装はシートや壁の状態、空調の臭い。外装はドアのガタつきやマフラーのサビなどは必ず確認しよう。

 また、中古車販売店では登録手続きなどの代行に加えて点検もしっかり行ってくれる。安さも大事だが、各地を移動しながら過ごすことを考えると安心な車を購入することは大切。ただし、サービスの内容は購入店舗によって異なるため注意が必要だ。