春の陽気に誘われ、外に繰り出したくなる季節。キャンプに旅行にと、食を楽しみたいそんなあなたには、広島のソウルフード「お好み焼き」の美味しい作り方を本場で楽しく学んで、キャンプやアウトドアで披露するプランをおすすめしたい。ぜひ、観光と食の街、広島を訪れてみてはいかがだろうか。

■ユニークな街「広島」

 広島県人にとって、当たり前の風景も、”何だそれは?!”と訪れる人から驚かれることも多い。例えば、大通りの真ん中を走る路面電車、広島の都心部からも観える山々、バーベキューができたり、寝そべりながら観戦できる野球場など、枚挙にいとまがない。

 低い中国山地と瀬戸内海に挟まれ、山と海の恵みを感じる独特の地形に、世界遺産、ベースボールパーク、食文化と楽しみ方も自由自在。ぜひ、じっくりと観光してみてほしい。

 まず、広島の街について驚くのが路面電車。ノスタルジックなレトロな電車から最新型の電車まで、個性豊かな車両が大通りの真ん中を走り回っているのである。大人190円、小児100円で広島市内ならどこでも連れて行ってもらえるので、地元民・観光客問わず便利な交通手段。のんびり走る車窓は大都会の地下鉄では味わえない、ほのぼのした時間を楽しめるだろう。

大通りの真ん中を走る路面電車(写真:大善亨
路面電車で宮島の対岸まで行くこともできる(写真:大善亨
路面電車で名物 焼き牡蠣など、食巡りをするのもおすすめ(写真:大善亨

 そして「カープ女子」というネーミングが生まれるほど、熱狂的なファンが多い広島東洋カープ。スーパーや商店街でもカープの応援歌が流れていたり、至る所にカープのイメージカラーである赤色が使われていることに気がつくだろう。オリジナルのカープグッズも多いので探してみるのもおもしろい。

カープファンの聖地、MAZDA ZOOM-ZOOM スタジアム広島(写真:大善亨
さまざまな観戦方法を楽しめる球場内(写真:大善亨

■広島といえば「お好み焼き」

 みなさんがイメージする広島とは?  広島東洋カープ、宮島、平和記念公園、原爆ドーム、牡蠣……。これらと合わせて忘れてはならないのが広島県民はもちろん、全国でもファンが多い「お好み焼き」だ。

 せっかく広島を訪れるのであれば、観て、食べるだけではなく、ぜひお好み焼き体験をし、秘伝の技を習得してもらいたい。“色々観光したいからそんな時間はない”  そう思っている人におすすめしたいのが、JR広島駅から徒歩2分!  1時間30分でお好み焼き体験&食事ができる「OKOSTA(オコスタ)」だ。

お好み焼き体験ができる「OKOSTA(オコスタ)」。JR広島駅に直結している(写真提供:オタフクソース株式会社)
広々とした空間で、定員20名までお好み焼き体験ができる(写真提供:オタフクソース株式会社)
お土産コーナーも充実。お好み焼き用の調味料を買うことができる(写真提供:オタフクソース株式会社)