ソロキャンプの道具についてよく耳にする疑問といえば、テントの選び方である。そのなかでも特に「1人用がいいのか、それとも2人用がいいのか」という悩みを抱えている方が多いのではないだろうか。

 今回はソロキャンプに適したテントの選び方と1人用、2人用テントそれぞれのメリットとデメリットを紹介していく。

■テントの種類

自立式ドーム型テント(撮影:田中一馬)

 まずはテントにどのような違いがあるのか理解する必要があるため、特徴を紹介していこう。

●自立式と非自立式

 テントにはポールと呼ばれる骨組みを組んだ後、ペグやロープで固定しなくても自立する自立式と、自立しない非自立式がある。

●シングルウォールとダブルウォール

 テントの壁となる生地が1層で構成されているシングルと2層構造になっているダブルウォールの2つがある。2層の内側の層を「インナーテント」外側を「フライシート」と呼ぶ。

●耐水圧

 テントの耐水圧は1500〜2000㎜がキャンプ用のテントに必要な耐水圧の目安となる。数値が低すぎても水漏れの心配があるが、数値が高すぎると雨漏りに関しては安心だが通気性が悪くなる。