■荷物の管理と撤収時の収納
荷物を地面に直接置いてしまうと汚れ物が増えるため、グランドシートや敷物の上に道具を置けば、土がつくことないため片付けが簡単にできる。汚れを落としたものや新聞紙にくるんだものを元通りにパッキングできればいいが、収納しにくい場合はビニール袋にまとめて持ち帰る、もしくは別途、持ち帰り用のバッグを用意しておくと便利だ。
筆者は防水の生地で自作した敷物にもなる収納袋を用意している。長方形の生地に持ち手を付けて、生地の長辺2つにコードが通してある。広げると敷物として使用でき、コードを引っ張って端の部分をすぼめることで巾着型になるので収納袋としても使える。キャンプ中はグランドシートとして敷き、その上にギア置くことで道具を汚さないように管理。撤収時はバッグの形状にして、汚れ物を持ち運ぶようにしている。
冬の止水に関わらず、水道を使用しない片づけ方にはメリットがある。キャンプ場混雑期での時間短縮とキャンプ場周辺の自然環境に対する負荷の軽減だ。ぜひ、この記事を参考に撤収方法を見直してみてはいかがだろうか。