化物山は北海道にある山であるが、「化け物」という単語が名前に含まれ、なんとも由来が気になる。本記事では、化物山の由来や周辺の情報を紹介していく。

■化け物がでる?  気になる化物山の由来とは

名前の由来は方位磁針を狂わすという説が有力(撮影:glocalhokkaido)

 名前の由来は所説あるが、山に入ると方位磁針が狂ったことから化け物に例えられ、化物山(読み方:ばけものやま)と名付けられたという説が有力だ。標高は374mと決して高くはないが、山頂からは蝦夷富士と評される羊蹄山などの雄大な景色が楽しめる。

 化物山の山頂からは羊蹄山だけでなく尻別岳も眺めることができる。この2つの山岳は夫婦山。羊蹄山はアイヌ語で「女山」を意味する「マチネシリ」、尻別岳は「男山」を意味する「ピンネシリ」と呼ばれている。