職人向けの商品で知られてきたワークマン。現在では、商品の品質の高さが評判となり、本来の客層である職人以外の幅広い層への販売が拡大している。ワークマンのアパレル商品を愛用する「ワークマン女子」という言葉を聞いたことがある方も多いだろうが、現在ではオフィシャルなコンセプトにもなっている。

 キャンパーにも高品質なウェアが高い評価を受けている中、いよいよワークマンで5種のテントをはじめ、本格的なアウトドアグッズの販売が開始されるという。

 ワークマンのほかにも、アウトドアメーカー以外のメーカーでキャンパーに高い支持を受けている、オートバックスのプライベートブランド「GORDON MILLER」も合わせて紹介したい。

■ワークマンでアウトドア用品一式を揃えられるようになる?!

アウトドア用品を購入するショップの選択肢として、今やワークマンは欠かせない(画像:ワークマン)

 職人向けの作業服の機能性を活かし、アウトドア、スポーツ、タウンユースのウェア商品を開発することで従来の客層から一気に幅広い層へのアプローチに成功したワークマン。来春2月中旬以降には5種のテントをはじめとした、アウトドア用品全般の販売が予定されている。

 ワークマンのアウトドア用品は、キャンプ初心者がウエアも含めて全て一式揃えられるということをテーマに開発されている。キャンプを始めるのには道具が必要なことからためらってしまう人もいるが、テントの価格を安価にすることで、ハードルを下げたいとの想いから誕生した。

 同社製品は他ブランドの1/2~1/3の価格を想定しており、始める際の敷居を大幅に下げることができる。ワークマンで販売されてきた職人向けの道具をキャンプギアとして使用しているユーザーも多く、本格的なアウトドア用品の展開は特に初心者のキャンパーにとって朗報だろう。