■長い石段を登り、国宝と出羽三山信仰の拠点をめぐる「羽黒山」(鶴岡市)

羽黒山頂にある三神合祭殿(画像提供:山形県公式観光サイト)

 山形県の月山、羽黒山、湯殿山の三つから成る全国有数の修験の山「出羽三山(でわさんざん)」。鶴岡市に位置する「羽黒山」の山頂には、三つの山の神を合祭した出羽三山神社がある。

 羽黒山の標高は414mと初心者向けの低山で、山頂までは杉並木の中に2,446段の石段が続いており、およそ1時間ほどの道のり。静寂に包まれた神秘的な雰囲気を味わいながらハイキングが楽しめる。

国指定天然記念物「羽黒山の爺スギ」と国宝「五重塔」(画像提供:山形県公式観光サイト)

 道中には、東北地区最古の木造塔と言われる国宝「五重塔」、神社の祠の背後に流れ落ちる「須賀の滝」などの見どころがあるほか、抹茶とお餅がいただける「二の坂茶屋」、山伏が伝承する精進料理(予約制)が味わえる「羽黒山斎館」といったスポットも。豊かな緑と神聖な空気を感じながら信仰の山を散策したい。

 羽黒山登山道へのアクセスは、JR鶴岡駅からバスや車で40分ほど。周辺には人気のラーメン店や地元食材を使ったイタリア料理店などの名物グルメも目白押しだ。

●羽黒山  出羽三山神社

〒997-0211  山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山33番地

ホームページURL http://www.dewasanzan.jp/

■レトロな温泉街で散策が楽しめるフォトジェニックな「銀山温泉」

雪景色と古い街並みが幻想的な銀山温泉(画像提供:山形県公式観光サイト)

 尾花沢市にある「銀山温泉」は、大正ロマンの漂うレトロな街並みが広がるノスタルジックな温泉街だ。特に冬の夕暮れ時はフォトジェニックな写真が撮れると評判で、暗くなるとガス灯がともり、雪景色とともに川の両側に並ぶ建物がより幻想的な雰囲気になる。

 銀山温泉の湯はほぼ無色透明で、体を芯から温める塩化物・硫酸塩温泉。夏には濃い山の緑、冬には雪を見ながら露天風呂に浸かることができ、日本らしい風情も味わえる。川のすぐそばには足湯もあるので、宿泊せず気軽に散策や休憩もおすすめ。温泉街名物のカレーパン、ブランド牛「尾花沢牛」などの食べ歩きも堪能したい。

●銀山温泉

〒999-4333  山形県尾花沢市銀山新畑429
電話番号  0237-28-3933

ホームページURL http://www.ginzanonsen.jp/

■2026年、世界が注目する穴場!? 「山形」の自然を感じよう

 アメリカ大手メディアが訪れるべき場所として発表したことにより、にわかに注目を集める山形県。まだ国内でもあまり知られていない豊かな自然や歴史文化を感じられるスポットが数多く存在する。本記事で紹介した3か所をはじめとした山や海、神社仏閣、温泉などにぜひこの機会に出かけてみてほしい。

 

※この記事の情報は2026年3月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。