■モロモロの正体は大豆タンパク
特製ソースには粒状の大豆タンパクが入っているので、まるでミートソースのようにモロモロしている。
大豆タンパクは日清食品「カップヌードル」の「謎肉」の原料のひとつでもあり、かみ応えがあって、肉のような食感が味わえる。なので、このソースは単なる味付けだけでなく、具の役割も持っているわけだ。メインのたまごを崩しつつ、ソースと混ぜながら食べるとおいしそうだ。
■トータルの味は相当スパイシー
とりあえず味を知りたいので、薄切りにしたバゲットにのせて食べてみた。たまごとソースをミックスした状態で頬張ると、たちまちカルダモンの甘い匂いが鼻腔を駆け上ってきた。食べる前には山椒の匂いのほうが強いと思ったけど、口に含むとカルダモンのほうがずっと強い。
味には山椒のシビれるような辛さと苦みがあって、じつに複雑だ。その刺激的な味を、たまごの黄身が少しだけやわらげてくれるが、トータルな味は相当スパイシーで辛い。
■缶つまのなかでも群を抜く面白さ
スパイスがふんだんに使われているので、いっそのことカレーとして扱ってもいいと思う。
そこで、たまごをなるべく崩さないようにごはんに移し、好みの野菜をトッピングしてみた。カレーに目玉焼きやポーチドエッグをのせる食べ方があるけど、この缶詰を使えば別にたまごを用意しなくてもいい。スタンダードな味付けのレトルトカレーにミックスして、スパイスカレーにリメイクすることもできる。
グルメおつまみ缶詰として2010年に登場した缶つまは、これまでもオリジナリティ豊かな商品を世に送り出してきた。そのなかでも、この「とろ〜りスパイスたまご」は群を抜いて面白い。半熟たまご(正確には半熟たまご“風”)の缶詰は、世界的に見ても初めてのケースだと思う。
〈今回の情報〉
国分グループ本社「K&K缶つま とろ~りスパイスたまご75g」

