◼️比較的雪山入門向けの山だが、装備は抜かりなく

山頂近くは風が強いので、美しい霧氷もできやすい
なだらかな山頂。風が避けられる場所はないので、強風時は長居無用

 これからの時期は天気が安定しやすく、気温も上がるものの、やはりそこは雪山。比較的雪山入門向けのルートとはいえ、しっかりとした装備を整えて臨もう。例年、積雪量は多くないが、風が強くなりやすい場所なので、防寒装備は必須。風が強い日はサングラスではなく、ゴーグルを用意したい。

背後に見えるのは烏帽子岳。この日は晴天だったが、風が強く、ゴーグルとバラクラバがあってよかった

 取材日は平日にもかかわらず、多くの登山者とすれ違った。降雪直後で柔らかな雪が積もっていたからか、スノーシューや軽アイゼンにトレッキングポールという組み合わせの登山者が多かった。しかし、天候によっては登山道が凍ることもあるので、しっかりとしたアイゼンがあった方が安心して歩ける。山頂の往復であれば、ピッケルよりもトレッキングポールの方が使いやすい。

◼️気軽に楽しめる絶景雪山ルートへ

キャンプ場から見上げた湯ノ丸山

 都心部からのアクセスは、マイカーで片道3時間ほど。週末は混雑することもあるが、平日であれば比較的静かな雪山歩きを楽しめるだろう。短時間で登れるので、午前は登山、午後はスキーと組み合わせてみるのも面白い。

 注意点は強風とガス。予報が悪い日には、ゲレンデでのスキーに切り替えるのも手。山頂まで行かず、スノーシューでつつじ平とキャンプ場周辺の森を周遊するだけでも十分楽しめる。

 以上のことに気をつけさえすれば、雪山登山を体験してみたい人にとって、湯ノ丸山は格好のフィールドといえるだろう。

下山後の森の中でレンジャクを発見!