●圧巻の富士山と南アルプスの大展望
登山道は途中から尾根に合流し、日当たりのよい明るい道が続くようになる。視界が開けるたびに現れる富士山は、雪化粧をまとい堂々たる姿を見せてくれた。振り返れば南アルプスの白峰三山もくっきりと浮かび、まさに「ご褒美展望」と言える眺めだ。
山頂は広く平坦で、落ち着いて休憩できる。今回は1時間半ほどで山頂に到着し、気温もちょうどよく風も穏やかだったため、景色を眺めながら1時間も滞在してしまった。
富士山を望む撮影スポットとしても優れており、写真好きにもおすすめしたい場所だ。源次郎岳は、冬でも登れる山でありながら、標高以上の満足感を与えてくれる稀有な存在である。
●下山〜やまと天目山温泉へ:絶景と湯で満たされる一日
山頂の景色を堪能したら、下山は来た道をそのまま折り返す。落ち葉が厚く積もった道はクッションのように足に優しく、膝にも優しい。
登山の後は、車で約10分の場所にある「やまと天目山(てんもくざん)温泉」へ。広々とした内湯と露天風呂に加え、高アルカリ性の湯が特徴で、登山の疲れをしっかりと癒してくれる。地元野菜を使った軽食や売店も併設されており、下山後の満足感をさらに高めてくれる立ち寄りスポットである。
露天風呂からは山々を望め、登山後の疲れを癒すには最高のロケーション。地元野菜を使った定食メニューもあり、ここで昼食を兼ねてゆっくり過ごすのもおすすめだ。静かな山とあたたかな湯に包まれ、心身ともにリフレッシュできる。ぜひ、冬の登山の候補に加えてほしいおすすめの山だ。