●冷感効果をアップさせるグッズ

冷感効果をアップする3点セット

 冷感下着の効果をアップさせるグッズとして、筆者は、ハンディファンと瞬間冷却スプレー、マイナス3℃が1時間続く冷タオルの3点をセットにして持参している。冷感下着着用時にこれら3つを併せて使用することで、それぞれ単体で使用するよりはるかに大きな効果が得られるので猛暑のお供にしたい。

■熱中症対策を優先したコーディネートで

●設営時にはシェードハットを

ネックシェード付が効果あり

 設営時の日よけ対策として、首筋を日差しから守るネックシェードがついたシェードハットはかなり効果的だ。夏の強い日差しから頭を守るためにさまざまなデザインの帽子があるが、油断しているとうっかり日焼けするのが首元である。首の後ろにシェードがついていて、一見暑苦しいようにみえるが、密着している訳ではないので、直射日光を直に浴びるよりシェードで遮られるほうが暑さ対策効果がある。また冷タオルを首に巻いてシェードハットをかぶれば、冷タオルの持続効果が長く続く。

●悪天候と虫対策に長袖パーカー

UVカット機能つき長袖パーカー

 猛暑といえども、突然の天候悪化による寒さ対策や虫よけ対策に長袖を1つは常備したいもの。UVカット機能つきの長袖パーカーを用意しておけば、マルチな機能で活躍の幅が広がる。コンパクトに畳める薄手のものであれば尚可。

 夏の直射日光に長時間あたっていると、皮膚を冷まそうと大量に発汗し脱水症状を起こしかねない。薄着をしたいところだが、服装次第で体感温度が変わるため、露出のしすぎには気を付けよう。こまめな水分補給に加え、暑さ対策に適した服装でこの夏も安全で、快適にキャンプを楽しみたい。