東京駅から上越新幹線「とき」に乗っておよそ70分。東京から一番近い雪国、新潟県湯沢町。ここは雪と温泉とスキーの街だ。関東から日帰り圏内。アクセス抜群の越後湯沢に、今年は行こう。

■東京から約70分で行ける一番近い「雪国」へ

 上越新幹線に乗って、群馬県みなかみ町から長いトンネルに入ると「まもなく越後湯沢………」と車内アナウンスが流れてくる。その案内が終わる頃にちょうどトンネルを抜けて眩い光が目に飛び込んでくる。真っ白な雪に囲まれた、越後湯沢駅に到着だ。

 移動にかかる時間という意味で、湯沢町は東京から最も近い雪国といえる。わずか1時間と少し新幹線に座っていれば、一面銀世界に行けるのだ。新幹線なら「スノートリップに行きたいけど、雪道で車の運転は不安」という心配はいらない。家族と話したり、駅弁を食べたりしていればあっという間に到着する。雪旅に慣れない人も行きやすく、毎年多くの観光客が訪れる人気の街なのだ。

湯沢は豊富に雪が降ることで知られる。スキー場からの眺めは絶景!

 湯沢町はそのアクセスの良さから1980年代のスキーバブルで発展した町でもある。町には大小11のスキー場があり、誰でも気軽にスキーを楽しむことができる。近年はソリやチュービングなど、滑らなくても雪を楽しめる雪遊びスペースも拡充している。

 新幹線なら温泉街を拠点にしやすいのもメリットだ。湯沢は「湯の沢」と書くほどの温泉地。越後湯沢駅を出ると温泉街につながり、周囲には多くの温泉旅館が建ち並ぶ。気に入った宿を選んで、思い思いの贅沢な時間を過ごしたい。いずれも歩いて行ける距離にある。雪道なのでキャリーケースや重たい荷物を持っていればタクシーを使おう。

越後湯沢温泉街は多くの店が建ち並び、散策しても楽しめる

 また、徒歩圏内には足湯や射的などの観光スポットがあり、コンビニやお土産処など、買い物にも困らない。駅前からは町内のスキー場を周る「イレブンシャトルバス」も発車する。この地へ来たからには、せっかくならスキー場へ行ってスキーやスノーボード、雪を使ったアクティビティを存分に楽しみたい。

 関東からこれほど近いのに、美味しいご飯と温泉、そして非日常的な雪景色をたっぷりと堪能できる湯沢。週末を旅するだけでも素敵な時間が過ごせるはず。

温泉街からロープウェイに乗って山へ上がれる湯沢高原