食欲の秋到来!   山登りの楽しみとして欠かせないのがご飯だ。景色の良い山の上で食べるなら、美味しいものがいい。しかし、山小屋で食べるか、自炊するかも悩ましい選択。そこでこの秋に食べたい絶品山小屋グルメをまずはご紹介。さあ、あなたはどっち派?

■名物目当てで登るのもあり!   山で食べたい山小屋グルメ

 山小屋は、休憩したり泊まったり、登山者に休息を与えてくれるありがたい存在。物資が限られた山のなかで、おいしい食事にありつけるのもうれしい限り。自慢の名物料理は登ったからこそ味わえる、極上のごほうび! 

●西穂山荘「西穂らーめん」~山上で舌鼓を打つ本格ラーメン~

「醤油味」に負けず劣らず好評の「みそ味」 

 西穂らーめん(1000円)は、「西穂山荘の名物といえばコレ! 」と言ってもいい超人気メニュー。高山は沸点が低いため、生麺を茹でると芯が残りやすいが、岐阜県・飛騨高山の名物「高山ラーメン」の特徴である極細縮れ麺を使うことで、これを解消している。こだわりのオリジナルスープ「醤油味」と、信州みそを使った「みそ味」があり、麺を食べた後はスープにライスを投入して「ラーメンライス」にするのが通だ。夏から秋のシーズンは持ち帰り用のラーメンも販売し、なんとネット通販もある。

西穂山荘は通年営業
小屋は西穂独標などを目指す拠点

西穂山荘
営業期間:通年
宿泊料金:1泊2食付(大人)1万4000円、素泊まり(大人)9500円

http://www.nishiho.com

 

●燕山荘「ケーキセット」~山の眺めとともに味わう極上スイーツ~

ケーキの種類は年ごとに変更

 燕岳に至る登山路は、北アルプス三大急登のひとつに数えられる合戦尾根がある。この急登を越えた稜線上に燕山荘は建っている。きれいで食事がおいしく、快適に過ごせる小屋として人気が高く、喫茶サンルームではケーキやドリンクを用意している。山頂を目指す前や、登頂後にひと息つくのにぴったりな立地で、テラス席から燕岳を眺めることができる。とくにピークを往復した後は、登ってきた山を眺めながら、ケーキセット(1000円)のご褒美を堪能するのが格別だ。

稜線に建つ小屋は眺望抜群
大正10年創設とアルプス有数の歴史をもつ

燕山荘
営業期間:2023年11月25日泊まで、年末年始(12月下旬~2024年1月初旬予定)
宿泊料金:1泊2食付(大人)1万5000円、素泊まり(大人)9000円

https://www.enzanso.co.jp

 

●種池山荘「焼きたてピザ」~熱々のできたてが食べられる~

チーズがたっぷりのピザ

 種池山荘は、扇沢を起点に針ノ木岳を周回するコースや、爺ケ岳などを目指すルート上に建っている。この小屋で味わえるのが、完全手作りによる焼きたてピザ(1200円)だ。夏から秋にかけて開催される「ピザ祭り」のシーズンに注文することができ、山麓の爺ガ岳スキー場で冬季オープンするピザ専門店「パウダーパフ」と同じピザを提供している。生地もソースも手作りで、注文してから焼きあげた熱々の状態を食べられる。山小屋でこれほど本格ピザを味わえられるのはうれしい限りだ。

小屋から続く爺ケ岳への道
9月は秋のピザ祭りを開催(期間などの詳細はホームページ参照)

種池山荘
営業期間:10月15日まで
宿泊料金:1泊2食付(週末・祝日・特定日)1万4000円、(平日)1万2900円、素泊まり8900円
※詳細はHPで要確認

https://www.kasimayari.jp/index.htm