ほぼ毎日サウナに入るようになって約3年の筆者は、先日フィンランドのサウナツアーに参加し、それぞれの文化の違いや日本のサウナ、特に水風呂の素晴らしさを改めて認識しました。日本は自然が豊かで水が美しい国であることを、特にサウナを通して実感しています。

 長野県白馬村もその一つ。今回は、白馬の景色の素晴らしさと水の豊かさを実感できるサウナに行ってきました。その名は「Rooftop」。白馬村にある「白馬ハイランドホテル」の屋上にあります。こちらは白馬村越しに見える白馬連峰の雄大な景観や、自家源泉の温泉に姫川のせせらぎが楽しめると人気のホテルです。白馬村に暮らす方が、“ここが一番の絶景ポイント!”と太鼓判を押すホテル屋上からの景色。なんとこの景色を独り占めできる貸切専用サウナ「Rooftop」が、今年の4月にオープンしたというので早速体験してきました。

■受付からサウナ室へ

 まずは白馬ハイランドホテルで受付を。こちらでバスタオルとポンチョが入ったバッグを受け取ります。サウナは男女ともに水着着用が必須です。着替えが必要な場合は浴室の脱衣所で済ませ、荷物を持って屋上へ上がります。階段を上がった時点で絶景が丸見えなのでテンションアップ!

白馬ハイランドホテルの入り口
サウナの建物に「Rooftop」の文字が

 屋上のテラススペースの奥に、サウナ小屋が見えてきました。ひとしきり写真を撮り、シャワーで汗を流したら、いざサウナ室へ。サウナ室の中にはセルフロウリュのための桶が置いてあります。ロウリュの水にお好みで追加できるアロマが4種類用意されていました。今回は白樺をセレクト。

サウナ愛好家の方ならお馴染みのrentoのアロマ

■絶景を堪能させるこだわり

 サウナ室は窓がとても大きく、白馬連峰が見渡せるように横長に切り取られています。温度計は90度を指していますが体感はもう少しマイルド。このくらいの温度だとロウリュをしてリラックスしながらゆっくり入ることができます。アツアツで下を向いて耐えるよりは、せっかくなので気持ちに余裕をもってゆったり絶景を楽しみましょう。

こんなに窓が大きなサウナは珍しい!

 アロマの香りで癒されながら、ぼーっとするのも良し、会話を楽しむのも良し。ちなみに、より高温を好む方は予約時にリクエスト可能だそうですよ。

フィンランド製のサウナストーブ「HARVIA」にゆっくりとロウリュ