キャンプブームでキャンプを趣味とする人が増えている。なかにはブームに乗ってキャンプを始めてはみたものの、子どもが大きくなって一緒に行かなくなってやめたり、SNSのキラキラした画像に魅せられたが実際とのギャップでやめてしまう人も多い。

 そこで、キャンプ歴8年の中堅キャンパーである筆者が、今までキャンプを途中でやめなかった理由を紹介する。ぜひ参考にしてもらいたい。

■理由1 頻繁に行かない(行きたくなったら行く)

キャンプは無理をせずに行きたいときに行くのが鉄則(撮影:堀田篤史)

 非日常の時間を過ごせるキャンプは、頻繁に行くと意味がない。なぜなら非日常が日常になってしまうからだ。キャンプに行く回数を自慢する人をSNSでよく目にするが、すぐに飽きてやめてしまうのではないかと心配になる。ちなみに、筆者は月のキャンプ回数は事前に決めておらず、行きたいときに行く。

 行くことが目的になってしまっては、楽しいキャンプが台無しだ。義務的に毎週行くのはあまりおすすめできないし、所詮趣味。楽しくできれば、それでいいのだ。

■理由2 グループとソロキャンプを両立する

1人でも楽しめるよう、ソロキャンプにも挑戦しよう(撮影:堀田篤史)

 仲間と素敵な時間を過ごせるグループキャンプはもちろんだが、筆者はソロキャンプも並行して行なっている。

 グループキャンプだけにしてしまうと、仲間がキャンプに飽きて行かなくなると、自分自身もキャンプをやめてしまう可能性があるからだ。

 仲間とワイワイ楽しく過ごしたい人も、ソロキャンプの魅力を知ればきっと楽しみの幅が広がるはず。筆者がソロキャンプを始めて感じたのは、周囲の意見に惑わされずに自由気ままに過ごせる爽快感。1人なので他人に合わせることなく自由に行動し、好きなものを食べ、飲むことができるのが最大の魅力と考えている。ソロの楽しさも知ったことで、筆者は長年キャンプを続けることができている。