■2つ以上のスキー場が繋がり共通チケットで滑れる14のエリア

 隣接したスキー場が共通リフト券で行き来できると、滑れるコースが2倍以上になり、ルーティンが輪をかけて増え、滑る面白さが幾重にも広がる。1つよりも2つの方が良いに決まっている。全国にはそういったスキー場がいくつもあるから、ここで一度リストアップしてみよう。

■[長野県] 志賀高原

●いまも昔も連結スキー場といえばココ!

 言わずとしれた日本最大の規模。滑走面積は425ha、コース数は84本。東京ドームに換算すると約90個分で、ピンとこないが圧倒感がすごい。志賀高原スキー場とは18の大小のスキー場をまとめた総称。スキー場の中では日本で最も高所にある標高2,307mを誇っており、内陸部に位置する地理的条件と相まって、雪質は圧倒的にいい。

■DATA
▶全18スキー場共通リフト券
1日券=6500円
2日券=1万2500円
3日券=1万8500円
10日券=6万500円(2日~10日券はシーズン中不連続使用が可能。1日券はゲートを通過した当日の1日券として利用できる)

詳細は「志賀高原マウンテンリゾート」で検索

全18スキー場リスト
・サンバレースキー場
・丸池スキー場
・蓮池スキー場
・ジャイアントスキー場
・東館山スキー場
・発哺ブナ平スキー場
・高天ヶ原マンモススキー場
・西館山スキー場
・タンネの森 オコジョスキー場
・一の瀬ファミリースキー場
・寺小屋スキー場
・一の瀬ダイヤモンドスキー場
・一の瀬山の神スキー場
・焼額山スキー場
・奥志賀高原スキー場
・熊の湯スキー場
・横手山スキー場
・渋峠スキー場

https://shigakogen-ski.or.jp/

■[長野県] 斑尾高原スキー場&タングラムスキーサーカス

●ツリーランを存分に楽しむならば斑尾へ

 降雪に恵まれる立地条件を活かし、10年以上前からツリーランエリアを拡充してきた斑尾高原と、ファミリー層が楽しめる施設やアクティビティが特徴のタングラムは、標高1,382mの斑尾山北面で隣り合っている。ここ最近はタングラム側のツリーランエリアの充実もあり、ひと山まるごと自然地形を楽しむスキーヤーが増えている。

■DATA
▶マウンテンパス(共通券)
1日券=6000円 ※別途ICカード預り金500円が必要(カード返却時に返金)
シーズン券=5万8000円

詳細は「斑尾高原スキー場」「タングラムスキーサーカス」で検索

・斑尾高原スキー場
所在地=飯山市斑尾高原
営業期間=~2023年4月2日(日)

madarao.jp

・タングラムスキーサーカス
所在地=上水内郡信濃町古海3575-8
営業期間=~2023年4月2日(日)

tangram.jp/ski

■[新潟県] 赤倉観光リゾートスキー場&赤倉温泉スキー場

●豪雪地帯のパウダーを滑り尽くせ

 妙高高原ICからすぐの好立地にある。妙高山の東面に位置する両スキー場は、日本を代表する豪雪地帯だけに、パウダー愛好者が世界中から集まっている。ロングコースや非圧雪コースが人気の赤倉観光、なだらかなコースが多く初中級者に優しいレイアウトになっている赤倉温泉と、タイプの異なる両スキー場を行き来できる。

■DATA
▶マウンテンパス(共通券)
1日券=6500円
2日券=1万2000円
3日券=1万6500円

詳細は「赤倉観光リゾートスキー場」「赤倉温泉スキー場」で検索

・赤倉観光リゾートスキー場
所在地=新潟県妙高市田切216
営業期間=~2023年5月7日(日)

akr-ski.com

・赤倉温泉スキー場
所在地=妙高市赤倉温泉
営業期間=~2021年4月2日(日)

akakura-ski.com/