寒い時期にキャンプへ着ていく服は、動きやすくて暖かいものがよい。アウトドアメーカーやワークマンなどが思い浮かぶが、ユニクロとCAMP HACKが連携して847人のキャンパーに2022年8月にアウトドアでのウエアについてアンケートを実施した結果、キャンパーの9割以上がユニクロアイテムを使っていることがわかった。

 よくよく考えれば、著者もユニクロアイテムを着ていなかったキャンプはなかった。そこで、冬に使えるユニクロのウェアを紹介する。

■なぜユニクロが選ばれるのか?

身近なカジュアルブランド「ユニクロ」(撮影:村澤彩代)

 ユニクロはアウトドアメーカーではなく、特定のターゲットを定めていない。持っているどんな服とも組み合わせて着やすい衣類の企画・デザイン・製造を行っており、アウトドアでも論外ではない。

 現に、ユニクロとCAMP HACKが行ったインターネット調査によると、ユニクロを着用する理由として機能性と答えたユーザーが8割程度いる。ユニクロの機能性は、キャンパーの折り紙付きということだ。

高機能なアウターでも、手が届きやすい価格(撮影:村澤彩代)

 それでいてファッション性も高く、コスパ面も良好。高品質高価格になりがちなアウトドアメーカーの製品よりも手が届きやすく、もし汚れや損傷があってもショックが少なくて済む。気軽にキャンプをしたいユーザーにとって、低価格高品質のユニクロはおすすめできるメーカーの一つと言えるだろう。

■この冬に使いたいユニクロアウェア類5選

 ここからは、ユニクロで販売されている2022年秋冬新作のモデルを5つ紹介する。どれも暖かいウェアなのでチェックしてみてほしい。

⚫️ヒートテックウルトラウォームクルーネックT(超極暖・長袖)

とにかく暖かいヒートテックウルトラウォーム(写真提供:ユニクロ)

 ヒートテックウルトラウォームは、ユニクロを代表するヒートテックシリーズの一つ。ヒートテックシリーズは、秋冬のアウトドアシーンで着用しているユニクロ商品の調査でも堂々の第一位を獲得し、多くのキャンパーが使用していることが分かる。

 特に「超極暖」は、通常のヒートテックよりも2.25倍暖かいと謳(うた)われているインナー。ふわっとした裏起毛素材で、包み込むような暖かさがある。

 2022年秋冬モデルは、前年度に比べ、伸びる素材にアップデート。お腹や背中もすっぽり覆えるため、座ったり立ったりの作業でも背中が見えにくく、保温効果を持続できる。一枚着ているだけでも暖かいため、たくさん着込むのが苦手な人にもおすすめだ。

ヒートテックウルトラウォームクルーネックT(超極暖・長袖)
価格/2990円(税込)

⚫️ファーリーフリースフルジップジャケット(長袖)

ファーリーフリースフルジップジャケットは、外も中もふわふわ(写真提供:ユニクロ)

 毛足の長いフワッとしたフリースジャケット。生地が柔らかくて着心地がよく、窮屈さを感じさせない。メンズタイプ・レディースタイプ・キッズタイプと種類が豊富なために家族みんなで着られ、ファミリーで揃えてもよい。

動かなくても着ているだけで、体が暖かくなる(撮影:村澤彩代)

 メンズタイプがレディースタイプと比べて着丈が長めのため、すっぽり着たい女性はメンズタイプもおすすめだ。アウトドアで着たい場合は、ブラックにすると汚れが目立つので要注意。

ファーリーフリースフルジップジャケット(長袖)
価格/2990円(税込)