岡山桃太郎空港の滑走路から直線距離で1kmのところにあるレスパール藤ヶ鳴(ふじがなる)。岡山空港に隣接した温泉スパホテルなのだが、12月13日現在、本館の宿泊施設は休館中ながら、中庭にある芝生広場がキャンプ場として開放されている。その名は「藤ヶ鳴キャンプ場」。今回はここをキャンプ地とし、夜空と空港の青い誘導灯が織り成す幻想空間の中、離着陸をする飛行機を間近で体感しながら初冬のキャンプを堪能する。

■藤ヶ鳴キャンプ場の基本情報

入口から見た本館(左)と受付棟(右)(撮影:中村真吾)

 岡山桃太郎空港から車でわずか5分、岡山インターからも10分程度のアクセスにある藤ヶ鳴キャンプ場。標高280mで吉備高原(きびこうげん)の最南端に位置しており、多くの森に囲まれているこの場所では、四季折々の変化を楽しむことができる。

 さらにキャンプ場がある芝生広場は宿泊施設の本館中庭にあり、焚き火の後に別館ロッジで入浴もできる。フロントは24時間稼働しているので女性も安心して利用できる。

藤ヶ鳴キャンプ場の料金表

さらに詳細を確認したい方はサイトURLをチェック。URL:https://www.campjo.com/camp/1212/2022-09-15/1

施設全体の図面(撮影:中村真吾)

 曇天模様の中、チェックイン15分前に施設に到着。施設内の入口から向かって右側の大豆研究所と掲げられた棟の中に受付フロントがある。チェックインを済ませたら、施設全体の図面を見ながらテントサイトの確認だ。さすがホテル経営をしているだけあって、施設利用だけでなくフライトについても懇切丁寧に教えていただいた。また、フロントには飛行機の時刻表も貼ってあるので確認しておこう。