メジャーなアイテムではないが、キャンプにたまたま持っていったら、とても便利だった。キャンプをする方なら、そのようなアイテムに巡り合ったことが一度や二度はあるのではないだろうか。定番ではないが、筆者にもキャンプに必ず持っていくアイテムがいくつかある。そのような、必須でも定番でもないが、キャンプに持っていくとやたら便利なアイテムをご紹介する。

■赤ちゃん用おしり拭き

赤ちゃん用のおしり拭きは、いろいろな物を手軽に拭けて便利(撮影:山下直人)
厚手で水の純度が高いタイプは、テーブルも拭きやすく跡も残りにくい(撮影:山下直人)

 キャンプ中、ちょっとした汚れを拭き取るのに、実は赤ちゃん用のおしり拭きが便利だ。特におすすめは厚手タイプで水の純度が高いもの。ウェットティッシュよりも厚手で水分を多く含んでいるため、テーブルなどを拭きやすく、跡も残りにくい。赤ちゃん用なので、手や肌の汚れも優しく拭き取れる。一つで何でも拭き取れる万能アイテム、それが赤ちゃん用おしり拭きだ。

■洗顔フォーム

洗顔フォーム一つで身体のほとんどの部位を洗うことができる(撮影:山下直人)

 筆者は、キャンプ中に数回は洗顔フォームで顔を洗う。汗をかくことが多いキャンプだが、これだけでもずいぶんすっきりする。また、シャワー室や風呂などに石鹸やボディーソープが備え付けていない場合でも、洗顔フォームで顔はもちろん、身体も洗える。

 さらにキャンプ場の炊事場に石鹸がない場合、洗顔フォームがあれば、石鹸代わりに手も洗える。食器を洗った後や焚き火台の設置、火起こし、片付けの後など、汚れた手を洗いたい時には本当に便利だ。身体のほとんどの部位を洗うことができる洗顔フォームは、清潔にキャンプを楽しむための必需品だ。

■化粧水

化粧水は小型ボトルに入れておくと使いやすい(撮影:山下直人)

 冬の空気の乾燥や、焚き火による乾燥対策に、ぜひ持っていきたいのが化粧水だ。夏場も日差しが強いときは、化粧水でこまめに肌をケアしたい。化粧水を小型のボトルに入れておくと、ポケットに入れて常備でき、取り出しやすい。小型のボトルは百円ショップでも購入できるので手頃だ。就寝前やシャワー後はもちろん、焚き火を楽しんでいる時もこまめに使用するとよい。