■冬の車中泊にあれば重宝するアイテム
●車中泊用シェード
氷点下で車中泊をすると結露した水が凍り、いざ出発しようとした時に氷を融かす必要があり、かなり面倒くさい。おすすめは窓から入る冷気を緩和し、結露も少なくしてくれる車中泊用シェード。窓に貼った段階ではあまり違いがわからないかもしれないが、1日経つ頃には冷気の遮断、結露防止の効果を実感できるはず。
これだけでも効果は期待できるが、100均で結露防止シート（いわゆるプチプチと呼ばれる透明のシート）も売っているので、そちらも合わせて使うとさらに結露を防止できるのでオススメだ。
全ての窓をシェードで塞ぎ、さらにトランクやスライドドアのステップなどから入る冷気を毛布もしくはブランケット等で塞いでおくとよい。
●断熱シート
床部分には断熱シートがおすすめ。こちらの商品に使われているアルミには熱を跳ね返す性質があり、外から入る冷気を遮断し、車内の暖気を保ってくれる。シュラフの下に敷いてみると体感温度に敷く前との差があることがわかるだろう。
特に雪深い地域では下からの冷気であっという間に寒くなってしまうため、必須アイテムのひとつと言えるだろう。
●使い捨てカイロ
使い捨てカイロもいくつか用意すると、重宝する。冷たくなってしまいがちな手や足はもちろん、首の後ろや下腹部なんかもカイロで暖かさを足してあげることで大分楽になる。
●電気布団
広い車内であれば、電気布団などがあるとさらによい。車用マットの上に敷いたり、自分にかける毛布として使用すれば、普通の毛布よりさらに暖かく快適に過ごせる。難点を上げるとすれば、こちらの商品はポータブル電源が必要なので、別途用意しなければ使用できない。
■さまざまなアイテムを活用し、安全に冬の車中泊を楽しもう
冬の北海道での車中泊では、どれだけ気を付けても気を付けすぎることはない。できるだけ準備万端で望み、事故などが起きないように工夫も必要だ。充分に安全に気を配り、冬の車中泊を楽しんでいただきたい。
