■耳栓で騒音シャットアウト

耳栓は遮音性も大事だが、着け心地も大切

 車中泊の必須アイテムの一つに耳栓がある。運が悪いと、夜中にエンジンかけっぱなしの大型トラックやカーステレオの重低音、暴走族の騒音に悩まされることがある。

 また、トイレの近くや自動販売機の前など、駐車する場所により、夜間でも複数の人が行き交う場合にも耳栓は重宝する。100均で購入可。

■現代の必需品モバイルバッテリー

スマホに使ったり携帯型扇風機に使ったりと複数持っていると同時に使えて便利

 車中泊で長夜を過ごすと、音楽や動画視聴などでスマホの充電があっという間になくなってしまう。忘れずに携帯用のモバイルバッテリーを持っていこう。容量や充電スピードなどにより値段もまちまちだが、比較的プチプラで購入できる。

 複数人で使うなら小型のものを複数台持つのもおすすめ。ケーブルも忘れずに持っていこう。

■農業用防虫ネットで作る網戸

農業用防虫ネットを網戸に使用した例

 車種専用の網戸はそれなりに高価なため、これもDIYをおすすめする。筆者はホームセンターの農業用資材量り売りコーナーで防虫ネットを購入し、車の内側から取り付けた。値段は1.8m幅×200円/mほど。

 方法は簡単。窓枠のパッキンを外して防虫ネットを取り付け、外れないようにパッキンを差し込めば完成だ。

■デッドスペースを有効活用! 天井収納ネット

天井収納ネットはアイデア次第で大活躍

 車中泊では、スペースの有効活用がポイントとなるが、天井のデッドスペースにネットがあると、ちょっとしたものを置けるため大変便利。小型扇風機を置いたり、アラームをセットしたスマホを置くこともできる。

 天井収納ネットは1000円ほどで購入できる。取り付けには、アシストグリップ(ドア上の取っ手)や、アシストグリップに取り付けるバーなど、四隅を結べるものが必要なので車内を確認してみよう。

■食事に便利なハンドルテーブル

ダイソーで購入したハンドルテーブル。食事のときなど何かと便利

 食事のときに何かと便利な、車のハンドルに取り付ける簡易テーブル。これで大丈夫か?  と思うくらいに簡素な見た目だが、ハンドルに引っかけるだけでテーブルができあがる。100均ショップの商品でも十分だ。