本格的な夏を迎え、アウトドアを存分に楽しめる季節となった。そして、この時期にキャンプを計画している人も多いはず。昨今のアウトドアブームの波に乗り、100円ショップでもさまざまなキャンプ用品を取り扱うようになっている。そこで今回は、ダイソーのキャンプ用品の中でも特に、ソロキャンプで活用できるグッズを紹介する。

■ソロキャンプとは?

1人で寝るのにちょうどよいサイズのソロテント(撮影:小松優太)

 ソロキャンプとは、一人で行うキャンプのことを指し、ソロキャンプの醍醐味は自由に過ごせる点にある。家族や友だち同士で行くグループキャンプとは異なり、周りの人に気を遣う必要がなく、好きなように時間を使える。最近ではその点に魅力を感じ、ソロキャンパーが増えているといわれている。

■ソロキャンプで使えるダイソーのアウトドアギア6選

 数多くラインナップされているダイソーのキャンプ用品の中から、筆者が実際に愛用しているソロキャンプ向けのアイテムを紹介する。

●ミニ鉄板

発売当初は品切れになるほど人気を集めた(撮影:小松優太)
酒の肴にホルモンを焼いてみた(撮影:小松優太)

 ソロキャンプでちょっとしたおつまみを焼くのにちょうどよいサイズの「ミニ鉄板」だ。2種類のサイズが販売されており、大きな方には鉄板を持ち上げるためのリフターがついている。リフターがあると簡単に鉄板を持ち上げられて便利である。

 ソロキャンプに行った際にホルモンを焼いてみたが、火の通りが早く短時間で美味しく調理できた。なお、ミニ鉄板を使用する前は、サビにくくするためのシーズニングという作業を行う。

●ちょこっとストーブ

無駄のないシンプルなデザインをしている(撮影:小松優太)
五徳を斜めにした状態を横から撮影(撮影:小松優太)
五徳を垂直にした状態を横から撮影(撮影:小松優太)
先に紹介したミニ鉄板との相性が抜群だ(撮影:小松優太)

 固形燃料を用いて使用する「ちょこっとストーブ」は、手のひらサイズでポケットに入るほどコンパクトだ。これを用いてご飯を炊いたり、コーヒーや味噌汁用のお湯を沸かしたりできる。

 また、五徳は上に乗せるものの大きさに応じて、2段階の角度に調節可能。斜めの角度にした場合は、小さなシェラカップなども問題なく置ける。また、前述したミニ鉄板にぴったりなサイズなので相性抜群だ。

●燃料用五徳と固形燃料用受け皿

燃料用五徳と固形燃料用受け皿を組み合わせた図(撮影:小松優太)
固形燃料用受け皿は小ぶりで可愛らしい見た目をしている(撮影:小松優太)
燃料用五徳は3つのパーツを組み合わせるだけで簡単に組み立てられる(撮影:小松優太)

 別々に販売されている「燃料用五徳」と「固形燃料用受け皿」を組み合わせることで料理に使用できる。固形燃料用受け皿はコンパクトかつ軽量なため持ち運びが簡単。燃料用五徳はアルコールバーナーの五徳としても使用可能だ。

 また、燃料用五徳は3つの板状のパーツからできているためかさばらない。さらに迷わず簡単に組み立てられる。