●対策4.蚊取り線香でキャンプサイト全体の対策を

キャンプサイトの四隅に蚊取り線香を効果的に配置しよう(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 蚊取り線香の有効範囲は半径2メートル程度。テントやタープを囲むように、4隅に蚊取り線香を配置し蚊を寄せ付けないようにしよう。

 また、蚊やブヨなどは足元から忍び寄って来ることが多いため、蚊取り線香はなるべく地面に近いところに設置すること。

●対策5.白っぽい服を着⽤する

 アブや蜂などは、黒や茶色などの濃い色を好み、白色には反応を示しにくい傾向がある。 キャンプで着用する衣服は濃い色を避け、できるだけ白っぽい淡い色の服を着用して、アブや蜂の注意を逸らそう。

●対策6.虫刺され薬やポイズンリムーバーを常備する

虫刺され薬は市販のもので十分(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 蚊やブヨに刺された時のために、虫刺され薬を常備しておこう。刺された部分はむやみに触らず、流水で流し、清潔にしてから虫刺され薬を塗って痒みをおさえること。

 蜂やムカデなど毒性の強い害虫に刺されてしまった時のために、携帯性に優れる毒吸い取り器「ポイズンリムーバー」も用意しておこう。刺された箇所から毒を吸い取り、毒の被害を軽減できる。ただし、あくまでも応急処置なので、刺されたら必ず病院を受診すること。

■害虫対策を万全にして夏キャンプを楽しもう

 虫に刺されて、せっかくの楽しいキャンプを台無しにしないためにも、害虫対策を万全にしてキャンプを楽しもう。