キャンプビギナーが一度は悩む「クーラーボックス」選び。ソフトタイプとハードタイプの2種類があり、保冷力はもちろん使い勝手や特徴もさまざま。今回は「ソフトクーラー」「ハードクーラー」両方を使用している筆者が、経験をもとにそれぞれのメリット・デメリットを踏まえ特徴を紹介する。

■「ソフトクーラー」のメリットとデメリット

食材や飲み物で重くなっても、肩がけできると使いやすい(写真:下田真理子)

 軽量で柔らかい「ソフトクーラー」。キャンプなどのアウトドア以外にも活用幅が広く、日頃の買い物や運動会にも使える。また、キャンプギアや小物を入れて持ち運ぶバッグとして使えるのも利点。肩から掛けられるタイプもあり、重い荷物も持ち運びやすい。

 デメリットは、使うたびにチャックを開閉するのが面倒なこともある。車への積み込み時、素材が柔らかいため上に荷物を積み上げにくいのも難点だ。

 ソフトクーラーは手軽で持ち運びやすさを重視する人におすすめしたい。キャンプに関わらずクーラーボックスを気軽に日常使いしたい人にもぴったりだ。