全長250Km！フォトジェニックな絶景ぞろい「北海道ガーデン街道」を代表する「大雪」「富良野」エリアのおすすめガーデン3選｜トラベル｜ニュース

　これからの季節、北海道でドライブやツーリングを楽しむ方も多いのではないだろうか。北海道旅の魅力のひとつは、雄大な自然と美しい風景を楽しめること！そこで今回は、この夏、北海道の自然を満喫したいと考えている方におすすめの「北海道ガーデン街道」と街道沿いのガーデンを紹介する。

■「北海道ガーデン街道」とは？

　「ガーデンアイランド」とも称される北海道内には、魅力的なガーデンが数多く存在する。そのなかでも、大雪・富良野・十勝を結ぶ全長約250ｋｍにわたる街道沿いに、個性豊かな8つのガーデンが集中している。この街道が「北海道ガーデン街道」だ。

　各ガーデンでは、今まさに色とりどりの花が咲きほこり、訪れる人々の目を楽しませている。北海道の気候や風土を生かしたガーデンは、グリーンツーリズムやエコツーリズムの拠点施設としても注目されている。今回は、8つのガーデンのなかから「3つの庭旅チケット」（2300円）で巡ることのできる、大雪・富良野エリアの3ガーデンを紹介したい。

■大雪森のガーデン

「森の花園」は、個性豊かな5つのガーデンで構成されている（画像提供：北海道ガーデン街道協議会）

「遊びの森」のリング型揺れるベンチ。木の玉を転がして鳴らす、森の木琴も人気（画像提供：北海道ガーデン街道協議会）

　大雪山系の麓、標高650ｍほどの大雪高原旭ヶ丘。「大雪森のガーデン」は、北海道の屋根とも称される大雪山系を仰ぎ見るビュースポットとしても人気だ。コンセプトの異なる3つのエリア「森の花園」「森の迎賓館」「遊びの森」で構成され、大雪山系の植物はもちろん、ヒマラヤの青いケシといった冷涼な高原の気候を生かした珍しい花々も楽しめる。「遊びの森」でのアクティビティや、地元の牛乳を使用したジェラートなどは、子ども連れにも嬉しい。レストランのオーナーシェフは、フレンチの巨匠・三國清三。ヴィラを利用し、泊まりがけで楽しむことも。