長野県北部、飯山市郊外の国道117号線に沿った「フラワーロード」は、国道に沿って菜の花や桜並木が続く風光明媚な一帯だ。大型連休の後半、ちょうど「道の駅 花の駅千曲川」の前の千曲川河川敷に広がる菜の花が満開となっている。

 その規模はあまりに広大で、知らずに通ると一瞬目を疑うほどだ。菜の花畑は、道から一段低い河川敷にある。そのため高い位置から見下ろすことができて、その広大さがよくわかる。千曲川を挟んだ対岸には唱歌『おぼろ月夜』のふるさと、「菜の花公園」も見える。

 河川敷には自由に降りることができ、目の高さで咲き乱れる菜の花の中を散策することもできる。ただし、菜の花は大人の肩や目線を超えるほどの高さがあるところもある。中に入ると完全に黄色の世界! まるで黄色い海に浸かっているようだ。見上げると5月の空の青さが目に優しい。迷路みたいなので、同行者や帰り道を見失わないように……。

 たゆかう千曲川と周囲の新緑、残雪の北信濃の山並みとの組み合わせは、写真映えはもちろん、見ているだけで明るい気分にさせてくれる。見頃はゴールデンウィーク後半から5月上旬にかけてとなっている。